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姫路市の妻鹿漁港の沖合に大阪ガス姫路製造所の埋立地があり、その周囲にある灘浜緑地は、釣りファンにとって非常に人気のある釣り場です。緑地内は、約１.2kmもあるウォーキングやジョギングができる歩道やテトラで敷き詰められ整備された護岸があります。

この広大な釣り場では、沖に向けて突き出た５つの突堤が特徴で、さまざまな釣り方を楽しむことができます。
この釣り場では、ガシラ・メバル・ベラなどの根魚から、アジ・イワシ・サヨリなどサビキで狙うことができる魚、チヌ・カンダイ・グレ・アオリイカなど中級から上級者の釣人も楽しめる釣り場となっています。

特にチヌは一年を通じて釣果が期待できる人気の魚で、フカセ釣りや紀州（ダンゴ）釣りが効果的です。
突堤の先端付近は潮の流れの影響を受けやすいため、少し内寄りの釣り場を選ぶことでより良い結果が得られ易いようです。
季節によっても狙える魚が変わり、冬から春にかけてはガシラ、メバル、アイナメ、ハネ、カレイが釣れます。

初夏から晩秋にはアジ、サバ、イワシ、サヨリ、キスが狙え、秋にはタチウオが回遊します。
また、朝夕のマズメ時にはハマチやメジロの回遊もあり釣れる実績のある釣り場です。

灘浜緑地には、護岸沿い各所や駐車場にトイレが完備されており、家族連れでも安心して訪れることができます。
駐車場も広く、公園内の無料駐車場を利用することができるので、アクセスも非常に便利です。
釣り初心者から経験者まで、幅広い層が快適に釣りを楽しめる環境が整っています。

ただし、この釣り場ではテトラの上で釣りをすることもあると思うので、ライフジャケットや滑りにくい靴を着用するよう心がけてください。（テトラは面は平たく比較的乗りやすくなっています。）
また、釣り場の地形は垂直護岸ではないため、サビキ釣りなどは、ウキを付けた飛ばしウキタイプの仕掛けをおすすめします。