






















芦屋浜と南芦屋浜
芦屋エリアの釣り場は、芦屋キャナルパークの水道を境界線に、海手が「南芦屋浜」、山手が「芦屋浜」と定義されています。
※参照資料:芦屋市公式ホームページ(県による高潮対策)より
・芦屋浜における高潮対策
2. 芦屋浜地区における高潮対策について(9ページ目)

このページでは、芦屋浜側の芦屋川河口付近に当たる「芦屋浜 西護岸」を紹介します。
芦屋浜西護岸 概要

芦屋浜の西護岸、通称“芦屋川河口エリア”は、南芦屋浜の西護岸と混同されがちですが、実際には、芦屋川の河口からキャナルパーク付近までを指す、自然地形に近い落ち着いた釣り場です。
ここは、芦屋浜、南芦屋浜での特徴的な石畳の護岸もありますが、河口付近には、テトラも点在するエリアで、中級者向けのポイントもあります。
この釣り場では、一年を通してチヌやキビレ、ハネを中心とした魚種が狙えます。
特に春はチヌ、梅雨の時期からキビレの活性が高く、芦屋川の汽水エリア特有の環境も相まって、エビ撒き釣りによる実績が高いです。
ゴカイ類の産卵による“バチ抜け”現象が起きる頃には、表層でのルアー釣りでもシーバスの反応が良く、夕まずめにはチヌのチェイスも見られます。
夏場にはキスやハゼといった砂地のターゲットがメインになり、ちょい投げ釣りでの数釣りが楽しいシーズンとなります。
朝夕の涼しい時間帯には豆アジやイワシ、サバなどの小型回遊魚も河口付近まで接岸し、サビキ釣りにも適しています。
但し、河口付近は、広範囲にかけて遠浅となっているので、キャナルパーク寄りで狙うことをおすすめします。
秋は、最も魚影が濃くなるハイシーズンで、イワシやサヨリが群れで入ってくると、それらを追ってタチウオや青物(ハマチ・サゴシなど)が河口周辺まで、姿を見せます。
ルアーやワインド、テンヤ仕掛けなど多様なアプローチが可能で、釣り人の技術と経験が試される時期でもあります。
チヌやシーバスもこの時期は荒食いに入り、フカセ釣りやエビ撒きでも釣果が伸びます。
冬になると水温低下によりターゲットは絞られますが、根魚類は引き続き狙い目となります。
日中はセイゴやチヌが日差しで活性を上げるタイミングが狙いどころで、ルアーやウキ釣りの釣果報告も少なくありません。
釣法に関しては、ウキ釣り、ちょい投げ、ルアーフィッシングと幅広く、魚種や季節に応じた釣り方の使い分けが重要です。
特にエビ撒き釣りは芦屋浜、南芦屋浜ともに、実績が高いので、春から秋にかけてはチヌ・ハネ狙いでの釣果が期待できます。
また、浅場のちょい投げ釣りではキスやハゼが好反応を見せ、ファミリーフィッシングからのステップアップにも最適です。
ルアー釣りにおいては、バチ抜けパターンでのシーバス攻略や、秋の青物回遊時期におけるメタルジグ、鉄板バイブでのショアジギングが効果的です。
加えて、チニングやメッキ狙いのライトゲームも展開できるため、手軽に複数ターゲットを狙えるのもこのエリアの魅力の一つです。
また、岩カニを餌に使った、前打ちなどは、キビレやチヌのダイレクトな当たりが楽しめるポイントでもあります。
アクセス面では、最寄りの駐車場が芦屋市総合運動公園となるため、釣り座までやや距離がある点に注意が必要ですが、その分人が少なく落ち着いた環境で釣りに集中できるというメリットがあります。
さらに、夕日がとてもきれいなロケーションスポットとしても地元の人達から知られています。以上のように、芦屋浜の西護岸は、都市部近郊にありながらも自然の変化を肌で感じながら多彩な釣りが楽しめる貴重なフィールドです。
釣り場 詳細

芦屋川河口全体の風景
河口付近は、広範囲に砂浜が広がり、遠浅になっています。
引き潮時には、河口の遠く先まで干潟になり歩いて行けるほど砂が堆積しています。

テトラ上から河口を見た様子
テトラ周りも一見良さそうに見えますが、近年はゲリラ豪雨などによって河口に砂泥が一気に流れ込み、水深が徐々に浅くなってきています。
ただし、バチ抜けシーズンには浅場であっても、ハネやスズキがゴカイを狙って潜んでいるため、時期を見て釣行する価値のあるポイントです。


石畳の侵入口は2箇所
西護岸の遊歩道沿いは護岸壁が高く、途中から石畳へ降りるのはおすすめできません。
そのため、石畳へは河口付近、またはキャナルパーク側のスロープからアクセスしてください。



護岸中間地点から見た風景
こちらは、河口から西護岸の中間付近の風景です。
石畳の際は浅めですが、海底は沖に向かって駆け上がりになっており、急に水深が深くなる地形をしています。
また東灘芦屋大橋方向の沖側では、中型船舶も航行するため6~7mの水深となっているようです。

周年狙えるハネやチヌ
芦屋浜や南芦屋浜に共通して言えるのは、ハネ(スズキの幼魚)やチヌ、キビレといった魚影の濃さが、この釣り場の大きな特徴です。
エビ撒き釣り、フカセ釣り、前打ちなど、好みの釣法でこれらのターゲットを狙うことができます。
特に春先から釣れ始め、真夏から晩秋にかけてピークを迎えます。冬場もじっくりと待てば釣果が期待でき、年間を通じて楽しめるポイントです。


バス停前の釣り場
防潮堤を越えると、すぐ近くにバス停があります。
芦屋浜・南芦屋浜の釣り場は、公共交通機関でのアクセスが良く、バス停が近いのも大きな特徴です。
阪急「芦屋川駅」、阪神「芦屋駅」、JR「芦屋駅」からもバスが運行しているため、電車での釣行でも気軽に訪れることができます。
芦屋浜 西護岸の詳細情報
名 称 | 芦屋浜 西護岸 |
ここで釣れる魚種 | アジ・イワシ・サヨリ・メバル・ガシラ・ハネ・スズキ・コッパグレ・チヌ・キビレ・キスなど |
トイレ | 芦屋公園南 公衆トイレ |
コンビニ | |
駐車場 | 芦屋市総合公園 北駐車場 三井のリパーク 芦屋松浜町第2駐車場安い駐車場を検索して事前に予約!特P(とくぴー) ![]() |
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