神戸・明石エリアの人気の釣りスポット「大蔵海岸公園」「アジュール舞子」「舞子公園」において、一部で実施されていた立ち入り制限が解除されました!
※令和7年4月23日(水)から順次実施
詳細:大蔵・舞子海岸の一部立ち入り制限解除について
(国土交通省近畿地方整備局 姫路河川国道事務所 H.P)
※記事内にて画像引用
◆そもそも、なぜ立ち入りが制限されていたの?

2024年の定期点検で、海岸の一部に「空洞」が発見されたことがきっかけです。
空洞とは、コンクリートの下などに地面がスカスカになっている状態で、人や車両が通ると危険な場所です。
詳しく調べた結果、「ケーソン」と呼ばれる構造物の下にある裏込石(うらごめいし)が流れ出し、空洞ができていたことが判明しました。
しかし、幸いなことにケーソン自体には大きな損傷が見つからなかったため、この部分については「安全」と判断され、今回立ち入り制限が解除されたという流れです。

◆どこが解除されたの?

制限が解除されたのは、以下のエリアです。
- 【アジュール舞子】東側・西側
- 【舞子公園】
- 【大蔵海岸】海水浴場東側・西側、公園東側・西側
これらのケーソン部(基礎構造物がある部分)は、安全確認がされたため、再び立ち入りが可能になりました。
※4/24(木)現在、工事中の場所もあるので、順次解除される予定です。(大蔵海岸公園)
◆まだ注意が必要な場所も!

一方で、コンクリートの床板の下に空洞があるエリアについては、引き続き立ち入りが制限されています。
こちらは現在もフェンスで囲われ、仮設通路などが設置される予定です。
対策工事も今後行われる予定なので、完全解除まではもう少し時間がかかりそうです。
今回の解除で、安全が確認された場所では自由に歩いたり、釣りを楽しんだりすることができるようになりました!
ですが、立ち入り禁止エリアには絶対に入らないように注意してください。
また、釣り場がフェンスで狭くなっているので、針や仕掛けなどが絡まないようご注意ください。
海岸保全や安全な海辺環境を守るため、ルールを守って楽しみましょう。
◆もっと詳しく知りたい方へ
以下の公式リンクからも詳細を確認できます:
👉 空洞対策検討委員会|姫路河川国道事務所公式ページ